山田 沙織さん (シンガポール) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級
留学経験 » 無
職業 » 高校生

特A級を合格するためには、語彙力や国際情勢に関する知識が不可欠であると思います。そのために、私は日頃から The Economist を読んでいました。The Economist は TIME誌より、世界の幅広い話題を取り上げている気がしましたので、それを読むのはオススメです。

また、国際情勢に関しては、知識を単に頭に叩き込むだけではなく、その問題に対する自分の意見や国連の役割などを考えることが大切だと思います。私は BBC の Global News の Podcast を聞いていました。BBC の Global News ではインタビューなどで専門家の意見を聞けて役に立ちました。それ以外にも、The New York Times の Editorial Section にはかなり辛口(かつ興味深い)記事もあり、時間があった時はそれを読んでいました。


大西 亮平さん (兵庫県) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・TOEIC 990点
留学経験 » 海外インターン(ルーマニアに2ヶ月間)
職業 » 神戸市外国語大学英米学科4年

今回三度目の正直で国連英検特A級に合格することが出来た。総じて言うならば、国連英検は英検などのメジャーな試験と比べても、参考書・問題集の種類が少なく、対策の行いにくい試験だというのが私の印象である。以下に試験対策の経緯を語彙学習、読解問題、英作文、二次対策、そして日常の英語学習という点から述べていき、合格体験記としたい。

語彙学習は、英検一級の英単語の復習に始まった。その後、三修社さんの時事英単語集に取り組んだがこれでも十分でなく(医療用語は本書で十分だったと思う)、アルクさんの「究極の英単語コレクション」と「究極の英単語4」で出来るだけたくさんの英単語に触れた。それでも本番の試験では選択肢4つの英単語のどれもわからないということも少なくなかった。第7問の語彙知識を問う問題では、問われている単語の類義語を答える問題であったので、一つ難しい単語の訳を知っているだけでは対策としては十分でなく、その単語の類義語を絡めて脳に焼き付ける勉強法をすることが不可欠だと感じた。特A級を受験される方には、英単語集を買う際類義語が載っていることを確認することをお勧めする。

今振り返ってみても、こんな私が特A級に受かったということは半ば信じられないところがある。語彙を増やすには、私のような単語集を短期間に詰めることも一つの対策かもしれないが、やはり正道としては多様な英文(好き嫌いから TIME などのメジャーな雑誌を読まず、安く平易な文章の Daily Yomiuri ばかりを読んでいたことに少し後悔している)に触れてその中で英単語を吸収していく方法がより有効であり忘れにくいと思う。後者の方がより時間のかかる作業なのだが、一つの試験だけに通用する英語力ではなく、さまざまな状況において英語を運用する能力を養う中で語彙学習が組み込まれていることが望ましいと思う。

文章読解も国連英検で大きなウェイト(解答番号11から20と31から80まで)を占める。読解問題集は少し形式が違うものの、アメリカの SAT の Critical Reading 対策の問題集を解いた。これによって国連英検特A級でいう第二問の内容一致読解問題に近い対策をすることができた。特A級だから答えはどこかかけ離れたところにあるのではないか、など考えることもあったが、やはり文章が理解で出来るという基本が全てだったと改めて思う。文章が理解できなければ少し時間をおいてまた読み直すという根気も求められると思う。また SAT を解いていて、こんな難しい語彙をアメリカの高校生が知っていなければいけないのかと思うと、語学学習に終わりは無いのだと、改めて実感させられる。

一次試験最後の英作文の問題は、英検一級とは違い、話題がとても具体的で、抽象的な議論で終わらせてくれるほど容易ではない。過去問題に「核の傘」という話題があったが、これが日米同盟に起因することだとは当時は全く知らなかった。ここでどれだけ国際情勢について関心を持ち、知識があり、そして自分なりの意見が英語で表現できるかが問われている。場合によっては具体的な地名や人物名を書く必要も出てくるだろうが、そのような時の為に名前のスペルを確認しておく必要があるだろう。日頃ニュースでよく耳にするオバマ大統領も、スペルは Barack だったか Balack だったか迷ってしまう可能性も否定できない。その意味では日ごろよく見ている名前にこそ注意を払うべきなのかもしれない。また 200~250語というのは、短いということはないが、腰を据えて書こうとすると軽く超えてしまう語数であると言える。したがって、この英作文問題に関しては、200~250語の中におさまるように書く習慣をつけることがとでも大切になる。私はしなかったが、書いた文章をネイティブにチェックしてもらうことも有効であると思う。日本人には分かるが外人にはわからない英語になっていないかを確認するためである。また得点が 12/20 の私が言える立場ではないことは十分承知しているが、パラグラフを書く際の基本である Topic Sentence、Supporting Sentence、Concluding Sentence の順序を意識せずとも自然に書けるようになることは英作文攻略の前提条件ともいえる。

二次試験では過去にルーマニアにインターンシップに行った経験についての話に始まり、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞についての私の見解、日本の国連安全保障理事会の常任理事国加入の是非(おそらくこの話題はどの受験者にも聞いているような印象を持った)、イスラエルパレスチナの国境問題、私の教育観、英語での国際コミュニケーション(この話題は「まだ触れていなかった話題で、あなたが言及したいものはありますか?」と言われた時のものである)など、面接前に記入するシートに基づいて試験が行われる。自分の得意分野を持っておくことで、それについての話をすることが出来、他の合格者の方々の体験記にも見られるように「会話をコントロールすることが出来る」。

スピーキング対策については、まず英語で話す機会を多く持つことを意識した。大学の友人と英語で議論したこともあれば、Skypeを用いて友人の忙しい予定に無理を言って練習に付き合ってもらったことも多々あった。協力してくれた皆様には、この場を借りて深く感謝したい。同時に、これだけ意識的にならないと英語では話す機会がないということは、日本の状況を如実に反映しているといえる。「日本人は将来英語を使えなくてはいけなくなる」と昔聞かされてきた私のゼミの教授が「まだそんな状況は来てはいないみたいだね」と言われているのを聞き、考えさせられた。英語を学んではいるがそれを使う必要性は本当にあるのか・・・私を含め多くの英語学習者が抱えている不安だと思う。4月から教育者の一人として塾で英語を教えるものとして、使うチャンスがほとんどない日本でどのようにして英語を学習する動機付けを行うかは、私の永遠の課題であるだろう。

もう一つの二次対策として、国際情勢の理解を一次試験以上に深めておくことが挙げられる。そのために私は、合格体験記の中に書かれていた日本の論点(文藝春秋出版)の2010年版を購入し、国内外の情報収集に専念した。名前だけは知っているがそれについて深く議論できるかというと全く出来ないような内容が沢山あった。前出の日米関係、新興国の台頭、憲法9条と戦争、教育問題、医療危機、高齢化社会、政権交代、少子化、外交、雇用、経済・・・あげればきりがない。際限なく広がる世界情勢の情報を一冊の本に凝縮し、各筆者の意見も明確に述べられている本書は本当に役に立った。念押しで試験前日に「15歳からの外交官が書いた国際問題がとりあえず全部わかる本」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)にざっと目を通したのも知識の整理に大いに役立ったといえる。本書は一つの問題に割く分量が少ないので、大枠をとらえたい場合には活躍してくれるが、一歩踏み込んだ学習には向いていないという点では、先に本書をよんでから日本の論点を読むべきだったかなと今になって思う。前日に泊まった東京国際ユースホステルで出会ったイギリス人の高校教師に面接の練習に付き合ってもらったことも自信につながった。

これらは試験対策のために特化して行ってきたものだが、これと同じくらい重要なのが日々の学習(資格の為に勉強におさまらない、「英語」に触れるということ)である。私の場合、Reading Speaking Writing Listening の4技能をバランスよく習得することに重きを置き、Writingならば英語の日記を書き、Speakingなら日本人とでも英語で話すなど、何らかの形で毎日4技能に触れ続けたことが英語力の土台になったのではないかと実感している。その土台作りに何時間勉強すればいいですか?と問われることもあるが、どれだけしなければならないかは、本人が一番よく知っていると思う。勉強を始めた人はそのような質問をすることに時間を費やさない。経験も少なくこのようなことを言える立場ではないことは重々承知しているのだが、英検が日常に学習の習熟度を測る試験であることに対して、国連英検ではそれが「前提」となり、加えて国際情勢とそれに対する意見なども問う試験であるというのが私の見解である。それだけ求められている力は比較にならないが、合格したときに得られる喜びも然りである。

まとまりのない文章になってしまったが、以上が私の合格体験記である。私が合格体験記を読んで学ばせて頂いたように、将来受験をされる方の為に、少しでも役に立てばと思い書いてみたもののとても長くなってしまった。拙い文章だが最後までお読みいただいた方々に深く感謝する。私の書いた内容を未来の受験者の方が参考として頂ければ、これにまさる喜びはない。皆様の健闘を祈る。


亀村 英俊さん (岐阜県) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・TOEIC 970点・TOEFL 107点
留学経験 » NY. Hunter College, 2003-2005
勤務先 » 頌栄女子学院

Since it is not only Japanese nationals who take this exam, I have decided to share advice based on my exam experiences in both English and Japanese.

The United Nations Association’s Test of English (UNATE) has a reputation for being highly competitive, and as was one of the toughest examinations I have ever taken, it certainly lived up to that reputation for me. With that in mind, I would like to present three pieces of advice that future test-takers may find helpful: maintain your motivation, waste no time in preparation, and use this test as an opportunity to strengthen your connection to the world.

First, it is indispensable to set a concrete and plausible goal at the outset of your preparation. It has to be concrete because you can’t take a test for no reason. It has to be plausible because that is the only way you can push yourself. For example, for your career path, or academic credentials, it is definitely a plus to have a certificate of UNATE on your CV. It will also serve as a general verification of your English capability, not to mention its utility as a measure for your ability to work in the UN. So set a goal and visualize the outcome. That way you can have and keep rolling your motivation, which will eventually lead you to where you aspire to be.

Second, you should be sure to utilize every spare minute you can in preparing for the test. For example, in my case, since the day I decided to take this exam, I had carried the official textbook with me whenever I went and I constantly perused its contents during any idle time I had in my busy day. For instance, I would read while I was commuting to work or during my meal time. In addition to the official textbook, I also read Time, Foreign Policy, The Japan Times and so forth. With a firm motivation set in, time management becomes not only “better-have” but also “imperative”.

Finally, you should think of this test as “a great opportunity to elevate and expand the horizons of knowledge and perspective about the world”. For it seems natural for people to fall into routines in their lives and one’s knowledge becomes gradually limited to the immediate areas of expertise, academic interests, or professional focuses. This tendency notwithstanding, in the era of globalization, it is important to think globally and act locally. In order to think globally, you must cultivate a general interest in the world affairs. This is attained and maintained by reading international news regarding issues such as global warming, the state of democracy, regional conflicts, terrorism, or the world economy. Whatever it is, I’m sure you can find your favorite topics that interest you. Keep in mind that this test is all about the world. So, find a favorite world topic and get updated about it, then delineate your own opinion. Because this process will nurture your awareness of and sensitivity to what’s happening in the world right now and make you a genuine global thinker, which will be very conducive to tackle this test in the end.

All in all, setting a practical goal, utilizing your time more wisely, and improving your knowledge of the world are the key elements for dealing with this test. Having said that, I think a clear determination works as a glue to put those three together. So have determination, don’t worry. Take a deep breath, and –when you’re ready- proceed with confidence. After all, this isn’t just another test, it’s a great opportunity to become a better global citizen.

正直言ってこれまで国連英検という言葉は聞いたことがあっても受験したことはありませんでした。しかしある時生徒の一人が国連英検を受けるといい、それに対し何もアドヴァイスをしてあげられない自分がいました。とても情けなく思い「これではいかん!」と一念発起し、特AとA級を受験することにしました。普段から趣味で読んでいる Time に加え、国連協会指定のテキストを買い通勤電車の中で読むようにしました。大学院ではもともと国際関係論専攻だったため、国際政治には興味があり、テキストも比較的面白く読むことができました。それまで何となくしかわかっていなかった国連の組織も少しずつわかるようになり、知識の整理に役立ちました。

試験問題に関しては特に文法セクション、内容把握が難しく、語彙もかなり高度なものでした。普段から意識的に難しい語彙を自分のものにしていく努力が必要であると痛感しました。

文法の正誤判定問題等は、まるで実際に国連で使用、作成されるような文章をeditする場面を想定しているかのようで、非常に微妙でマイナーな部分が問われているように感じました。これに対する対策としては、国連英検用の対策問題集を仕上げるのが一番いいのではないかと思います。

最後にやはり、普段から実際の国際舞台で交わされるような英語に触れておくことが重要だと思います。お勧めは上述の Time magazine や Newsweek, Economist, Foreign Affairs, Foreign Policy magazine など、書店でも比較的手に入りやすいものを定期的に読んでおくことです。国際問題に関する本を一冊読むこともいいでしょう。今私がお勧めなのは Thomas Friedman の Hot, Flat and Crowded です。

皆さんのご健闘をお祈りしております!


大塚 雄介さん (兵庫県) [特A級合格]
保有資格 »
 実用英検1級・TOEIC 990点・通訳案内士・
 通訳検定2級・TOEFL PBT 627点
留学経験 » 米国、MA取得 ( Media Studies )
職業 » 高校英語教諭

【試験に臨む基本的方針】
  国際情勢に関する情報を、日本語を介さずに入手する。それに関する自分の意見を構築し、表現する練習をする。という姿勢で日々の学習を行う。

【日常の学習】
[リーディング]
  The Economist, The Wall Street Journal 等の、試験で聞かれそうな分野の記事をワードに貼り付けて読み、重要な部分は下線を引き、キーワードは太字にしておく。これを10ほどの重要な分野ごとにファイルする。面接練習の時、これらのキーワードを頭に入れながらしゃべる。
日本に関する記事も上記雑誌や、新聞のアジア版から取るものだけで大体事が足りる。本はInternational Relations, Globalization の分野で、めぼしいものを読んでおけば、面接の時の話題にもなる。お勧めはThomas Friedman の The Lexus and the Olive Tree, The World Is Flat、Jeffrey Sachs の The End of Poverty など。

[リスニング]
  ニュースは主に英BBC、米CNBC を見ておく。日本に関する報道も重要なことは入ってくる。アメリカ主要ネットワークの日曜討論番組も、CS 又は該当サイトの動画で見ておけば、時事問題の理解に加え、質問に対する答え方の参考になる。script があればわからないところを確認できる。CNN 日本時間日曜夜の Fareed Zakaria GPS はこの試験には最適の番組である。また、海外ドラマの DVD を見て、わからないところを英語字幕で確認する。時事的な対話の参考になるのは The West Wing (邦題ザ・ホワイトハウス)。

[スピーキング]
  NHKラジオ「やさしいビジネス英語」(現・実践ビジネス英語)のテキストと音声を用い、リテンション訓練を行う。国連のニュースサイトの記事の中から重要と思われるものを毎日読んで、リーディングの項目で述べたようなファイル化をするとともに、自分の意見を話してみる。ネイティヴに15分間の practice をしてもらい、ビデオカメラで録画して自分の欠点を客観的に見て、アドバイスも受ける。

[ライティング]
  テーマを決めて週1本は指定語数でエッセイを書き、ネイティヴにチェックしてもらう。テーマは英語雑誌や、出題されそうなトピックから決める。

【1次試験の留意点】
  国連に関する知識は、指定書から、国連機関や重要会議の年代、場所を記憶しておく。読解問題は設問を先に読むほうが良い。相当スピードをつけておかないと時間内に解き終わらないので、速読練習が必要。パラグラフの構成に関する設問はそれを最初に解く。時制に関する問題には普段から時制も意識しながら読み、passage 全体の流れを見失わないこと。同意語を選ぶ問題はかなり高度な語彙力が必要。英英辞典を使い、まめに語彙を増やしておく。語彙集のお勧めは Basic Word List (Barron’s)。
  作文に最低30分、できれば40分の枠を残す。テーマで使われている語句をよく見て、何が問われているのか、主体は国連か、国際社会か、日本か、自分か、について焦点を正しく当てないと、題の意図から外れた文章を書いてしまう。

【2次試験の留意点】
  面接シートには、それについて聞かれた場合に十分な説明のできるものを書いておく。自分があまり詳しくないことは書かないほうが良い。
  質問はよく聞いて意図を確実にくみとる。間をおかずに即断力のある答え方が求められる。複眼的思考も必要。1つのtopicに対し、相反する事象を対比させながら、日本や個人が、国際社会の平和と安定にどのような貢献ができるかという、解決策を含んだ答え方をする。重要な issue については、前述のファイルの分類に使用した最重要項目について、要点を書き出したメモを作り、それをもとに十分練習しておく。答えがあまり長々とならず、また淡白になりすぎずというさじ加減は、練習を積んだ上で、その場での状況を読む。
  複眼思考は The Economist のLeaders (社説)、GRE の logical analysis タイプの問題などを通じて養える。

【終わりに】
  国際問題を的確に把握し、問題の解決のために我々がどのように貢献できるかを考えることは、英語学習の本来の目的である。それに焦点を絞ったこの試験の準備をすることで、広い視野が養える。今後も研鑽を積んでいきたい。


松浦 真吾さん [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・通訳案内士

面接試験が行われる会場から5分ほど歩いたところに「おばあちゃんの原宿」で有名な巣鴨地蔵通商店街があります。少し早めに到着したので、トゲヌキ地蔵に参拝し、塩饅頭を頬張りながら商店街を散策してきました。みなさんとても気さくに話しかけていただき、楽しい気分のまま試験に臨むことができました。

コミュニケーションは笑顔の交換から始まります。面接の際は、口角あげて気張ってください。いい結果が期待できますよ。


印田 知実さん (北海道) [特A級合格]
保有資格 »
 実用英検1級・TOEIC 990点・TOEFL 637点・
 英語科教員免許1種
留学経験 » 無
職業 » フリーランス通訳/翻訳者

今回、ようやく特A級合格の通知を頂きまして、安堵と共に、非常に嬉しい気持ちで一杯になりました。本当に「やった~!」と喜びました。

大学時代に国連英検A級に合格して以来、社会人として外資系秘書や海外勤務、フリーランス通訳・翻訳と英語キャリアを積んできましたが、常に「英語」というそびえ立つ山の頂を目指す中で、国連英検特A級合格は私にとり、非常に大きな通過点でした。一次試験の手ごたえも結果も必ずしも良いものではありませんでしたが、二次試験のインタビューは、普段からの蓄積をインタビュアーに見てもらえる大変良い機会と捉え、敢えて二次試験用の準備は行いませんでした(準備の時間も無かったのですが)。トピックは、趣味の海外旅行から、JAL、シーシェパード、航空機テロ未遂で強化された搭乗時の身体チェック等々のタイムリーな時事問題について、自分の意見を聞かれました。時間は15分程度だったかと思いますが、アメリカ人と日本人のインタビュアーがフレンドリーに話題を進めて下さったので、いつも自分が思っている事を出来るだけ、大きな声ではっきりと話しました。

TIME, Japan Times, Business Week の購読に加え、洋画やペーパーバック、YOUTUBE の Google Talks などで大量のインプットを心がけています。仕事やプライベートでどれだけインプットとアウトプットの質と量を増やしていけるか、これからも英語の山頂を極めたと言えるまで、精進していきたいと思います。

最後になりますが、英検事務局から郵送された一次と二次試験の結果は、詳細でフィードバックも有りますので、とても良いと思います。漠然と英語を学ぶのも良いと思いますが、キャリア上、又は生活の上で英語から情報を得て視野を広げ、国際的な問題にも関心や意見を常に持ち続ける為にも、資格試験でも特に難関とされる「国連英検」の意義は大きいと思います。どうも有難うございました。


小島 孝子さん (横浜市) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検準1級・TOEIC 915点・英語科教職免許

SA級に一度で合格できた事、大変驚いております。普段はABC、BBC、PBS の放送を録音し、毎日、チェックしています。特に、Jim Lehler の News Hour を復唱し、わからない単語を電子辞書で確認し、覚えるように努めました。オバマ大統領、Paul Krugman, Charles Gibson など、自分の感性に合った人たちの表現も参考としました。日経、読売新聞、TIMEを購読しています。発音を30年以上、まちがえて覚えている単語が、かなりあり、音声付の電子辞書は、必需品でした。真剣に勉強する機会を与えてくれたこの検定試験に心から感謝します。


飯尾 晃宏さん (静岡県) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・TOEIC 935点
  英語学博士課程在籍

国連英検に挑戦することによって世界情勢へ目を向けることができ、世の中を理解するための視野が広がりました。1次試験の対策として次のような取り組みをしました。

2次試験に合格するために様々な取り組みをしたのですが、その中でも次の事が有効でした。

2次試験でつまずいている人でまだ自分の発話を録音して聞いたことがない人は、試しに聞いてみるといいです。どこが悪いのかを理解でき、必ず道が開けるはずです。


倉持 寿男さん (千葉県) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・TOEIC 900点・通訳案内士
留学経験 »
 Pacific Lutheran University(アメリカ、ワシントン州)卒業
 アメリカ滞在5年間

この度3度目の受験(1次1回、2次3回)にして国内英語検定試験の最高峰である国連英検特A級に合格できて身に余る光栄として感激しております。私の勉強法が参考になるかわかりませんがせっかくの機会なの紹介させていただきます。

国連英検特A級は英語の4大要素である Reading, Writing, Listening, Speaking の他に国連に対する知識や国際情勢にも精通する必要があるので長期の展望に立った対策が必要です(2年!私の場合)。

Reading についてですが国連英検特A級1次試験はReadingによって左右されるといって過言ではありません。Reading は vocabulary によって左右されます。特A級1次試験は読む量がとにかく多く単語も初めて見る難解な単語がいっぱいありますので日ごろから英語原書を多読して知らない単語があったら辞書でチェックして単語カードに書いて覚えるまで暗記しました。また過去問題を読んでみて読解に必要な速度を学び制限時間内に読み終えるようになるまで多読しました。語彙選択問題も紛らわしい単語ばっかりなので英英辞書 (acronym and homonym) を暇さえあれば見て暗記しました。英語に限らず語学力習得は忘却との戦いなので覚えるまで理屈抜きに暗記しなければなりません。語彙力向上はそのまま読解力向上につながります。

Essay Writing も審査の対象になります。40個ほどのトピックを、紛争地における PKO活動、人口、饑餓、環境問題、テロ撲滅など国連が深くコミットしている問題を中心に取り上げ 200words 以内で意見をまとめました。この際に自分の主張を明確にすることとその主張を支持する根拠を出すことが大事だと思います。そのために日ごろから英字新聞等を読んで国際情勢に精通する事が必要です。また Essay Writing の練習は2次試験び面接のさい自分の意見を述べるときに役立ちます。

Listening は2次試験の面接で審査されます。面接官の質問を聞き取れずに聞き返したりしたら減点の対象になりますのでそうならないように英語に慣れることが必要です。NHKのラジオの英語ニュース放送や AFN などを聞いて耳を英語に慣らしました。

Speaking (Pronunciation) も2次試験で審査されます。私の英語の発音は他の大部分の日本人と同じく強い日本語なまりがあるのでそれを矯正するために2年間週1回1時間のペースで英会話学校に通って英語の native speaker と会話して発音を矯正しました。それと単語を覚えるときは意味とスペルだけではなく発音記号も暗記しました。

めでたく1次試験を突破すると2次試験が待っておりますが面接では国連に対する知識だけではなく国際情勢についても質問されるためそれらに精通することが必要です。国連については「わかりやすい国連の活動と世界」を読んで理解を深めました。国際情勢については英字新聞を読んで重要なところはノートに書いてチェックしてそれを繰り返し読んで暗記しました。私の3度の2次試験受験の経験から面接では必ず日本の国連に対する貢献を質問されますので国連のホームページを参照して日本の国連活動に関する情報を集めることです(具体的には日本の国連常任理事国加盟問題、天野之弥氏の IAEA Director General 就任など)。自分の経験から面接ではとにかく緊張してとっさの英語が出てこなくなることがありますので普段から頭の中を英語モードにして英語で考えることが必要です。

こうやって晴れて国連英検特A級所持者になることができましたが私の英語力はまだまだ未熟です。今後も英語道邁進のために精進してまいります。最後まで読んでくださった方々の特A級合格をお祈りします。今回はこのような機会を与えてくださってありがとうございました。


小田 雅章さん (大分県) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・通訳案内士
留学経験 » 米国(1年)

ふだんの勉強には、英語学習雑誌(English Journal, CNN English Express) や The New York Times Weekly Review, NHKのラジオ講座などを利用しています。

この試験に向けては、「わかりやすい国連の活動と世界」「過去問題集」はもちろんですが、「国連英検2次試験対策」(三修社)やメール配信をしてくれる「UN Daily News」がとても役立ちました。また、日本語の新聞を読むときも心がけて国際面に目を通すようにしました。学習を続ける中で、国際情勢についての知識を身につけることができたのと同時に英語を読む力が伸びていくのも実感できました。

また日ごろから、新聞・雑誌・本などで出会った心に残るフレーズや意見などを書きとめておくようにしています。1次試験の合格が決まってからは、その書きためた MEMO を使ってアウトプットの練習をしました。

合格はいただきましたが、まだまだ英語力、コミュニケーション力に磨きをかけねばならないと感じています。これからも、良き言葉の遣い手を目指して精進していきます。ありがとうございました。


石渡 ありささん (東京都) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級
留学経験 » 父の仕事でシンガポール、タイ滞在
職業 » 高校生

英語の力がつくだけでなく、国際情勢の知識も身につく国連英検に興味を持ちました。2次試験の対策として、英字新聞の国際面を中心に時間を作って読むように努めました。興味を持った記事や、重要だと思った記事はファイルにまとめて、読み返しました。これはとても役立ちました。その他には国連のホームページを見たり、iPodのPodCastでニュースを聞いたりしました。

学校の勉強や習い事と国連英検の勉強の両立は大変でしたが、挑戦してよかったと思います。


齋藤 弘樹さん (東京都) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・TOEIC 950点
留学経験 » 4歳から9歳までアメリカのサンフランシスコ

国連英検特A級に合格するには、英語力に加えて国際情勢に精通している必要があります。
私は以下の二点を意識して学習を進めました。

1. 多読を通じた語彙力の増強
一次の筆記では高度な語彙力が問われます。単語集はあくまでも知識の確認と整理のためと位置づけ、Newsweek や Economist などをたくさん読むことで語感を養うよう心掛けました。記事の内容と一緒に覚えることで、その語彙の正しい使われ方が身につきます。

2. 知識の習得と面接の準備
二次面接で鍵を握るのは幅広い知識をもとに、自分の言葉で伝える力です。聞かれた質問に答えるだけでなく、なぜそのように考えるのか具体例を交えて話したほうが説得力が生まれます。私は国連に関する本だけでなく、政治経済や世界史の本も読んだことが役に立ちました。また、最新の時事問題についてもかなり聞かれるので試験直前まで新聞に目を通し、自分なりの意見をまとめておくことが重要です。

以上になりますが、この国連英検特A級は私にとって常に学習意欲を刺激し続けてくれる存在でした。英検一級に合格した後も、この試験を目標に努力したことが大きな力になったと実感しています。今回の合格を機にさらに盤石な基礎を築きあげていきたいと思います。


宮本 諒子さん (東京都) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級
留学経験 » 無

私は英語が大好きで、国連英検の試験勉強をするのは、全く苦ではなかったのですが、高校3年生で受験を控えていたので、あまり時間的な余裕はありませんでした。そのため、対策としては、ニュース等で気になる話題を見つけたときにインターネットでそのニュースについての英語の記事を探す程度でしたが、その時に大切なのは疑問が少しでもあれば徹底的に調べ、納得がいくまで妥協しないことだと感じました。私の場合はインターネットで調べたり、学校や塾の先生方に相談したりしていたのですが、この勉強によって得られるものはとても大きく、将来のための大きな糧となりました。これからは、より広い視野をもってさらに知識を深めていきたいと思います。


山谷 渓さん (東京都) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級
留学経験 » アメリカ6年半
職業 » 中学3年生

今回の合格はとても意外でした。3回目の受験でしたが、1次も2次も落ちたと思ったときが合格でした。ですから、この試験を受けるときは、まずどんな問題があってもとにかく答えることが大事だと思いました。たとえば、1次試験のエッセイはかなり難しいトピックスでしたが、何とか書いて受かることができました。

国連英検は、どちらかといえば英語の試験ではなく、国連の知識や自分の考えをはっきりと表すargumentive skills の方が問われる試験です。だから、まず国際社会について知るのが大事で、英語自体はそこまで出来なくても大丈夫(?)な気がしました。過去問題集に載っていたエッセイの回答例も、英語としてはそれほど難しくないと思います。だから、英語よりはディベート力や国際問題の知識を多く勉強した方が良いと思いました。

2次試験では、最近起きたニュースについて聞かれました。2次試験前の一ヶ月ぐらいは、毎日BBC や CNN などアメリカやイギリスのニュースをネットで読んだり聞いたりしていました。ニュースについて知っておいて、それについて意見を持つことが大事です。

これから受験される皆さんも頑張って下さい。


高橋 香さん (山形県) [特A級合格]
留学経験 » 無
職業 » 医師

留学経験もなく仕事と育児の合間に英語学習を地道に続けてきて、これまでの英語学習の成果が認められ素直にうれしさをかみしめています。一次は2回目で合格、2次試験は1回目で合格となりました。

近いうちに英語圏への留学を考えておりましたので、英語学習にはこの数年力を入れていました。国連英検対策としてはベーシックですが英字新聞と TIME を読み、BBC とUnited Nations radio を聴くことを習慣にしていました。 特に語彙力増強と速読に力を入れ、記事ごとに自分の意見をまとめるようにして時事問題に対応できるようにしました。日常生活では英語に触れる機会がほとんどないので、インターネットを利用した学習、特にオンライン英会話などの活用もspeaking力に有用でした。実際の2次試験では、もともと国連の活動・国際問題に興味があったため自然体で自分の意見を述べることができたのが大きかったと思います。

国連英検はほかの英語試験よりも実践に即しかつ高度な内容の英語力、国際的な思考が求められるため、国連英検での英語学習は今後の進路に非常に役に立つものと思います。今後もSA合格を糧に更に英語力に磨きをかけていきたいと思います。


水上 けい子さん (熊本県) [特A級合格]
保有資格 »
 実用英検1級・TOEIC 975点・通訳案内業・通訳検定2級

今回、国連英検特A級に合格する事ができ、大変喜んでいます。

日頃より、英字新聞やテレビの二カ国語放送で国際情勢を気に懸けて見聞きするように努めていたつもりでしたが、この試験の為にエッセイやインタビューの準備をする中で、国際情勢や国連の活動等に関する自分の知識は、曖昧且つ断片的で、意見を述べるのに十分なもので無い事に気付かされました。公式テキスト、国連や外務省のホームページ等を利用し、情報の収集、整理を行い、地域毎に日本語で箇条書きに纏め、キーワードのみ英語を書き込みました。更にそれらの問題について、国連はどうすべきか、日本はどうすべきか、という視点で自分なりの意見を纏めました。試験を振り返って、準備プロセス全てが、大変有意義な時間であったと感じています。

前述の資料以外に「緒方貞子―難民支援の現場から(集英社新書)」は国際紛争解決の難しさを理解する上で、「なるほど知図帳世界2010(昭文社)」は世界情勢の全体を視覚的に把握する上で大変参考になりました。

エッセイもインタビューも難しい単語や表現を無理に使用せず、日頃自分が使っている言葉で、自分の意見を簡潔に述べる事に努めました。

インタビューでは、試験官の先生方が、緊張しないよう和やかな雰囲気で迎えてくださり大変有り難く思いました。心から感謝致します。

特A級の二次試験は東京のみで実施されています。私は九州在住の為、旅費もかなりかかる事から、1回で受からなければという背水の陣で臨んだ事が良い結果に繋がったのかもしれません。しかし、より多くの方々が試験以外の事に煩わされずに受験できるよう、試験地を増やしていただく事を希望いたします。

これから受験される方々のご健闘をお祈り致します。


ゴメス 由美さん (東京都) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・通訳ガイド
留学経験 » アメリカ5年間、ウルグアイ(南米)9ヶ月間

国連英検特A級合格のための勉強で必要なことは、知識を詰め込むことではなく、世界情勢に対しての自分の考えをしっかり持つことではないかと思います。かといって知識があいまいであると、自分の考えを持つことすら難しいので、常に広くアンテナを張って情報に敏感であるよう心がけました。

CNNニュースを毎日聞いたり、TIME雑誌を購読して読んだり、Podcast も活用して多くのメディアの違った目線から知識を取り入れるようにしました。また、2次試験では、世界の中の日本について多く質問される聞いていたので、朝日新聞を読み、NHKの7時のニュースは毎日欠かさず見るようにしました。

自分の意見をまとめる練習もやりました。"The Debatabase Book"という書籍は大変役に立ちました。この本には、世界情勢に関するトピックが100個以上載っていて、一つ一つのトピックのProsとConsが掲載されています。違った見解から一つのトピックを見るための指針を示してくれるので、自分の独りよがりな見識を見なおすのに大変役に立ちました。

また、齋藤 孝著の”1分で大切なことを伝える技術”という書籍もためになります。この本に書かれている方法で上記の "The Debatabase Book" のトピックに対する自分の考えをまとめる練習を多くやりました。1分は短いようですが、効率よく使えば以外にたくさんの考えを盛り込むことが出来ることを発見しました。2次試験の質問1回に対する自分の回答も、1分ぐらいを目安にするとちょうど良いのではないかと思います。

国連英検特A級を受験したことで、世界の中の自分を見つめなおすことが出来たことは大変大きな収穫でした。これからも継続して勉強していきたいと思います。


小林 晧志さん (広島県) [特A級合格]
保有資格 » 実用英検1級、通訳案内士、
 ミシガン/早稲田大学科学工業英検1級
留学経験 » 無

<1次試験>
何度も受けて失敗したが、数ある英語の資格試験の中でも難関中の難関である。
1次試験は所要時間2時間とはいえ、問題の量に圧倒される。じっくり考えて解くような余裕はない。ほとんどが読解であるが、出てくるボキャブラリーは難易度は最高レベルのものが多く、こんな単語が辞書に載っているのかと最初の頃は苦悶した。問題の量からしても短期間の付け焼刃的な学習では太刀打ちできない。長期戦の覚悟の取り組みが必要である。
まず、国連に関する読本(参考書)は十分学習し、ポイントは確実に把握しておく必要がある。正誤選択問題では global な視点から、あらゆる分野の問題が出る。社会、政治、スポーツ、芸能等について出題されるので、日頃から新聞やテレビなどは注意して見ておく必要がある。
次に、英作文(配点20点/100点中)は、常に7割のレベルを目指してきた。これも、じっくり考えて書くような時間はない。また、必要単語数が250~300語数はかなりきつい。私は過去10年にわたって主要新聞の社説からトピックになりそうなものを切り抜き、同時に、相当する英字新聞からも社説を切り抜き、ファイルにまとめてきた。これは簡潔な時事英語表現を習得する上で大いに役立った。また、これらのglobal なトピックは2次の面接試験でも役立った。1次の筆記試験は65点以上を目指さないと安全圏にないので、時間との戦いを考えるとかなりきついと思います。

<2次試験>
この面接試験も出題範囲が global なため、何を聞かれるか分らないので日頃から新聞には毎日、目を通すようにした。最低限ニュースのポイントだけは把握しておくようにした。やり方としては、まず現在、世界で一番問題になっている事象を日本語でまとめ、これに相当する英文を作成して出来るだけポイントは覚えるようにした。例えば、global warming, terrorism, global economic crisis, nuclear proliferation などは最重要トピックであろう。そして、これらの問題が国連のどの組織、専門機関と関わっているかを説明する必要がある。それと問題を聞かれたら、必ず解決方法を説明させられるので、自分なりの回答を準備しておく必要がある。最近の新インフルエンザの swine flu なら WHO, nuclear test なら IAEA, global economic crisis の問題なら G-8 Summit meeting といった具合に関連づけて説明出来るようにしておく。また、試験直前に提出させられる面接シートの中の「尊敬する人物」については、記入した人物については十分説明が出来るように準備が大切です。
皆様のご健闘をお祈りいたします。


曹 沁鈺さん (中国) [A級合格]
留学経験 » 日本
職業 » 熊本学園大学(2009、3~2010、2)

私は中国からの交換留学生です。この試験を受けようとするきっかけになったのは、第三世界の開発問題のゼミの先生からのお勧めでした。前に試験の名前までも聞いたことのない私は挑戦してみようと決意をしました。7歳から英語を勉強してきましたが、大学に入ってから、日本語を専攻にしたため、1年間半ほど英語を使いませんでした。そして、国連や国際の知識について、関心を持っていましたので、今回の試験をきっかけに、自分の英語力を戻し、さらに向上しようと、国連知識や国際知識を増えようということを考えていました。

まず、第1次試験に対して、私は三修社に出版された詳しい解釈が付いている問題集と指定された「分かりやすい国連の活動と世界」を買い、勉強しました。問題集を3回ほど繰り返し練習しました。これは出題のタイプになじみ、そして時間をより良く配分するためでした。「分かりやすい国連の活動と世界」は5回くらい読み返しました。1回目は大まかに読み、重要なところにマークをつけました。2回目はもう一度読みながら、重要な数字、場所、時間などの内容を別の紙に写し出しました。写す過程自体は印象を深くする大切なことだと思います。3回目、4回目は繰り返し読み、印象を深くすることでした。5回目は試験が始まる前に速やかに2回目のとき写した紙を復習することでした。

次に、第2次試験には、日々の積み重ねが一番重要だと考えています。毎日国連の英語版のホームページや CNN、BBC、Washington Post のホームページを見ていました。重大な事件の言い方などに特に気をつけ、覚えることにしていました。そして、自分のことや意見などをはっきりと表すように練習しました。

国連英検を準備することを通じ、自分の英語力を向上することができ、本当に嬉しかったです。そして、国連英検を受けることは私が日本での貴重な経験だと思います。皆さんもぜひ勇気を出して挑戦してみてください。


古山 彰子さん [A級合格]
保有資格 » 観光英検1級、実用英検準1級
留学経験 » イギリス(高校)、スイス・フランス(大学)
職業 » 学生(同志社大学)

今回、国連英検A級に合格でき、とても嬉しく思います。

2008年9月に留学先のフランスから帰国し、約一ヶ月半後に一次試験を受けました。留学先は英語圏ではありませんでしたが、パリ政治学院(Sciences Po Paris)というところでフランス語と英語の両方で国際関係・地政学を学んでいたので、留学先で学んだことは試験で大いに役立ちました。特に、留学中にこなした膨大な量の国際関係に関する論文やニュースのリーディングのおかげで、一次試験に必要な知識はほぼカバーできたと思います。リーディング試験に関しては、読むスピードが非常に重要です。普段から英字に触れる機会を増やすことで、スピードも読解力も格段に上がると思います。国連に関する重要な用語や記念日の日時は自然に身につくものではありませんので、「わかりやすい国連の活動と世界」を読んで暗記しました。

二次試験に関しては、国連や国際情勢に関する専門的なことではなく、そういったことにどれだけ関心があって、それらの問題を自分なりに消化し、意見を述べられるか見られているように感じました。実際、約15分間の面接で、面接官の方は私が今まで行ってきたポーランドやスイスでの難民センターでの活動や、パリのグランドゼコールで学んだ国際関係に関して丁寧に質問してくださいました。物事を消化して、自分なりの意見を述べる、という作業は留学を通して散々学んできたことだったので、面接とは思えないほど楽しんで受け答えができ、あっという間に15分が経ちました。手応えはありましたが、合格通知を受け取ったときは安心し、本当に嬉しかったです。

国連英検は、国際情勢に関心を持ち、自分の意見を外国語で発信することのできる人材を育成するすばらしい試験だと思います。今後も、最上位級である特A級の合格を目指して、一生懸命勉強して行こうと思います。そして将来は、真の国際人として、世界に貢献できる人間になれるように頑張ります。


寺岡 茉美さん (大阪府) [A級合格]
留学経験 » イギリス(9ヶ月)
職業 » 大学生

TOEFLやTOEICの資格は以前持っていましたが、英語プラス何かの知識が必要だと思い、国連英検を受験いたしました。

対策本として使用したのは「わかりやすい国連の活動と世界」と「テーマ別時事英単語集」で、この2冊で基礎知識と単語数を増やし、その後過去問題集を使いひたすら問題を解いていました。国連関連の問題は、資格を取るためというよりは、現代の政治や国際関係を理解するにおいてとても重要なので、常に向上心を持って取り組むことができました。

筆記試験では、エッセーを書かなければいけませんが、このエッセーでは、とにかく自分の意見を明確にし、その理由を述べることが大切だと思います。私はこのエッセーで自分が思っていたよりも高い点数をとることができ、面接に進むことができました。

正直、私は他のみなさんがおっしゃっているようなTIME やTHE ECONOMISTを読んだり、BBCニュースを聴いたりはあまりしていなかったのですが、自分が興味ある分野(難民、児童労働、環境、貿易等)を中心に国連と関連づけながら勉強することにより効率よく進めることができました。

これから受験を考えているみなさんも、まずは自分の興味がある分野を探して、その分野の知識を増やし国連と関連づけて勉強していくと楽しく継続することができると思います。

大学在学中に特A級取得を目指したいので、これからも日々努力を重ね目標を達成したいと思っています。


山谷 峻さん (東京都) [A級合格]
保有資格 » 実用英検1級
留学経験 » アメリカ6年半
職業 » 中学1年生

今回の受験は家族から勧められてやったものです。いろいろな知識を知ったり覚えたりする必要があったので、実用英検1級より大変でした。国連英検の参考書の内容もとても難しくて、分かりにくかったです。ですのでラインマーカーで色をつけながら読みました。

また、もうひとつやったことは、ニュースチェックです。毎日のテレビニュースはもちろん、インターネットのCNNやBBCで国際ニュースも毎日欠かさず見ました。それはとても面倒くさいことでしたが、やはりそのときに見た記事は面接での応答で役に立ちました。

このように、国連英検A級は、地道に努力を重ねれば越えることのできないハードルではありません。皆さんも頑張りましょう。


プリティ梨佐クリスティーンさん [A級合格]
保有資格 » 実用英検1級・TOEIC 975点・TOEFL iBT 116点
留学経験 » 無

実を言いますと、私は、国連英検受験にあたり、特別な勉強は何もしませんでした。

以前から国連に興味を持っていた私は、「全日本高校模擬国連大会」への出場を高校1年、2年、と連続出場をしました。

模擬国連とは、あらかじめ決められた国の代表になりきり、世界の抱える問題の中のある議題について、高度な議論や交渉が行われ、最終的には具体的な決議案を練る場です。模擬国連の難しいところは、良いと思われる案を思いついても、その国の経済状況、社会的立場等を踏まえ、現実的に無理だと判断したら、一から考え直さないといけないところなのです。

模擬国連を通し、莫大な情報の処理能力や、英語での交渉術や説得法を学んだ上、「国連」という機関の世界の中での存在の大きさを再確認しました。国連加盟国が集まり、自国を代表して国際問題を解決していく…それがどれほど貴重、そして重要なことか、世界の全ての人に分かって欲しいと思いました。

私は、このような体験を通し、自分の身に付けた国連について、そして、世界についての知識や「意識」を形として残したかった為に、今回国連英検を受験しましたが、この「合格」で留まってはいけない、ということも自覚しています。

私の将来の夢は「国際弁護士」。
その職業で最も重要視されると言っても良い「異文化理解」を象徴する場、まさしくそれが国連なのではないでしょうか。

今後、国連英検を受ける人へのメッセージとしては、国連英検の合格を最終目標とせずに、一種のチェックポイントとして、世界へ羽ばたく重要な人材になって欲しい、ということです。


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